こんにちは。ボードゲーム好き夫婦の旦那の方、ぺーさんです。
相変わらずテラミスティカ:ガイアプロジェクトにハマっていて、寝ても覚めてもガイアのことばかり考えている今日この頃です。
最近は#夫婦ガイアもやっていて少し経験値がたまってきたので、種族ごとのレビューと言うか、こうすれば強いんじゃないか?という仮説を書いてみたいと思います。
内容としては簡単な種族の概要、第1ラウンドの戦略、取りたいタイルや上げたい研究、狙いたい展開について書こうと思います。
14種族一気に書くと長くなるので、前編・中編・後編の3回に分けて書きたいと思います。
今回は前編ということで、灰・茶の2色4種族について書いていきます!
フィラク族
研究!研究!とにかく研究!
首府能力とボードから得られる2知識でガンガン研究を進め、研究点だけで50点越えすることも。そのかわり鉱山の展開は遅れがちで、マジョリティ争いにはなかなか勝てません…。
第1ラウンドの動き
目指したいのは首府+1研究所(→1交易所にダウングレード)の形です。
ただし、この形を作るには初期資源のお金と鉱石(特に鉱石)が足りていないため、ラウンドブースター・4パワー2鉱石アクション・惑星改造レベル1等の手段で資源を確保する必要があります。また、初期配置の2鉱山ともに他のプレイヤーと隣接することが最低条件のため、位置取りにも注意しましょう。
また、1研究所+1交易所+2鉱山の形で第1ラウンドを終えて、第2ラウンドに首府を建てるのも良いと思います。
取りたいタイル
基本:1金+1知識、1鉱石+1パワー
上級:研究2点、交易所3点
首府能力の関係で意外とボードからの知識収入は多くならないフィラク族。知識をタイルから補充するのは良い選択肢だと思います。また、鉱山の展開も遅れがちなので1鉱石+1パワーもアリなはず。
上級タイルは首府能力との噛み合わせが良い研究2点か交易所3点があると素晴らしいです。中盤に取れればかなりの点数を稼いでくれるでしょう。
タイルの獲得数は少なくないはずなので、その時々の戦略次第で必要なタイルを取っていくのが良いでしょう。
上げたい研究トラック
まずは科学・経済といった収入系のトラックを上げるのが良いと思います。
フィラク族の場合、科学を上げていれば首府能力との組み合わせで他の研究は勝手に上がっていきます。また、フィラク族は序盤に建物数が増えにくく、収入がすくなくなりがちなので、経済から上げるのもおすすめです。
狙いたい戦略
とにかく研究特化です。研究点50点越えを目指しましょう。首府能力はできれば4回以上使いたいですね。
マジョリティ争いは入植種類とガイア入植はそれなりに戦えますが、建物数や同盟建物数は苦手です。2位と3位で18点取れれば御の字と言ったところでしょうか。
首府能力の兼ね合いで同じ建物が何度も研究所になるため、建物数がどうしても増えにくい傾向にあります。とは言え3同盟は頑張って作りたいですね。
3同盟+惑星改造ゴールが達成できれば、研究ゴールや上級タイル等で得点が伸ばせるようになるため、高得点が狙えるでしょう。
首府能力で交易所を何回も建てられるため、交易所のラウンド得点が2つ出ている時や交易所3点の上級タイルが出ている時はフィラク族チョイスを考えたいですね。
マッドアンドロイド
変態種族のようで意外と正統派?
ボードを見るからに変態種族なマッドアンドロイド。能力が研究系なので研究民族なのかと思いきや、研究点はそこまで伸びないのも特徴です。
目指すところは首府能力を活かして4同盟作成です。これにマジョリティと研究点をどちらもそこそこ取りに行くと考えると、意外と普通の種族?とも思えてしまいます。
第1ラウンドの動き
基本的な1ラウンド目の終了形は1研究所+1交易所+2鉱山になるかと思います。
マッドアンドロイドは研究所を開けないとお金が入ってこないので、基本的に研究所は必須となるはずです。まずは研究所を複数作れるように動きましょう。同盟作成を急がないならば首府は終盤に建てるのでOKです。
取りたいタイル
(基本)1金+1知識、首府強化、4金
(上級)研究所3点、研究2点
ボードから知識が入って来にくい種族なので、タイルで知識を補うのが良いでしょう。首府能力との噛み合わせが良い首府強化も取っておきたいですね。
また、他の種族に比べて学院が建てやすいので、早めに学院を建ててお金は4金タイルで確保するという戦略もあるかと思います。
マッドアンドロイドは他の種族と比べて研究所が多く残るので、研究所3点のタイルは良い働きをするはずです。
上げたい研究トラック
ボードからの知識収入がないのと種族能力の制約から、一つのトラックを集中的に上げていくのが難しい種族です。
研究を進めていきたいのであれば、まずは科学を上げるのが必須になるでしょう。
惑星改造とガイア計画は状況に応じてどちらを上げても良いです。
狙いたい戦略
マッドアンドロイドはこれと言った特化戦略が取りにくい種族のように思えます。研究はそこそこ上がりますが、種族能力の制約もあって40点超えは難しいはずです。
となるとマジョリティでも得点する必要がありますが、特に得意なものも苦手なものも無いように思えます。4同盟以上が狙えるので、同盟建物と衛星数は強いて言えば得意なのかも知れません。
書いていて自分でも驚いたのですが、マッドアンドロイドは意外と変態でもないのかも知れません。
とにかく研究という訳でも、とにかく建物をばら撒く訳でもなく、ひたすらパワーやお金やQICが降ってくる訳でもない。研究点とマジョリティをそこそこ取りつつ4同盟以上を目指しましょうという至って普通の道を進むのがマッドアンドロイドです。
強いて言うなら首府強化タイルと首府能力が合わさると5パワー建物が誕生するのは変態チックかなと思わなくもないですが…。
タクロン族
パワー命!とにかく回しまくれ!
タクロン族の特徴は何と言っても1個3パワーになるブレインストーンです。と言うよりそれ以外に特徴がないと言っても過言ではないのがタクロン族です。
パワーが貰えなければ何も出来ない子なので、とにかく他プレイヤーの近くに建物を建ててパワーを貰いに行きましょう。
第1ラウンドの動き
1研究所+1交易所+2鉱山が基本的な第1ラウンドの終了形になるかと思います。パワー命な種族なので、パワーが入ってきそうな鉱山を優先的に交易所にするのが良いでしょう。
左学院+1鉱山でも良さそうですが、パワーをもらう機会を増やすという観点からいくと第1ラウンドから鉱山を建てにいくのが良いと思います。
取りたいタイル
(基本)4パワー、1鉱石+1パワー
パワーが正義な種族なので、4パワータイルは必須と言えるでしょう。ブレインストーンを使った直後に使えば実質8パワー分の働きをしてくれます。
1鉱石+1パワーも鉱山バラマキのお供に良いかと思います。
上げたい研究トラック
研究がどれほど進むかは取る戦略次第です。早期に左学院を開けるのであれば、それなりに研究も上がるでしょう。その場合には経済を上げてパワー収入を増やすのが良いかと思います。
鉱山をバラマキにかかるのであれば、研究はそこまで進まないはずなので、航法と惑星改造を上げていくのが一般的な形になるでしょう。
ガイア計画を上げても良いですが、その場合は使えるパワーが減るため、早期に首府を開けてからにした方が良いでしょう。
狙いたい戦略
パワーさえあればかなり柔軟な戦い方が出来るのがタクロン族の良いところです。そのかわりパワーがないとただの特徴がない子になるので、パワー確保は必須です。
得意なマジョリティは衛星数ですが、その他何が出ても戦えるはずです。強いて言うならばガイアが苦手かもですが、対応は十分に可能です。
研究は特化しなければ10〜15段階くらいで終わるはずです。そこまで研究点は期待できないので、マジョリティと素点で稼ぎましょう。
アンバス人
空飛ぶ首府で目指せ5同盟!
アンバス人の特徴は何と言ってもその首府能力です。首府強化タイルを取っていれば鉱山+学院の2軒で同盟になるのはかなり強いです。
首府能力を上手く活用して4同盟、いや5同盟を目指したいですね。
第1ラウンドの動き
アンバス人も1研究所+1交易所+2鉱山が基本的な第1ラウンドの終了形になると思います。
最初から航行レベル1なので、第1ラウンドから2距離飛べるようにして鉱山を建設し、今後の拡大に向けた足がかりにしたいところです。
取りたいタイル
(基本)首府強化、4金
(上級)同盟3点、同盟5点、鉱山2点、鉱山3点
首府能力を最大限に活かすため、首府強化タイルは取っておきたいところです。また、交易所よりは鉱山の方が優先的に建てられる種族なので、4金タイルを取っておくと良いでしょう。
上級タイルは同盟系と鉱山系があれば積極的に狙っていきましょう。アンバス人はコンスタントに4同盟作成できる種族なので、同盟系の上級タイルはかなり良い働きをするはずです。
上げたい研究トラック
アンバス人はまず航行から上げていくのがセオリーかと思います。できればゴールまで行きたいですね。
惑星改造とガイア計画はどちらを上げても良さそうです。
その他は人工知能か経済あたりを必要と状況(タイルの並び等)に応じてと言った感じですが、そこまで研究が進む種族でもないので、欲張りは禁物です。
狙いたい戦略
素点とマジョリティでガンガン稼ぐ種族です。首府能力のお陰で同盟点は高めになります。アンバス人で勝つなら最低4同盟は達成したいですね。
逆に研究点はそこまで期待できないです。
マジョリティは建物数、同盟建物、衛星数が得意です。その他のマジョリティも特に不利なく戦えます。
序盤は鉱山をばら撒き、中盤に首府を建てて同盟作成。あとはラウンド得点やブースター得点に合わせて動き素点を稼ぐというのがアンバス人の戦い方になると思います。
さいごに
この投稿はあくまでガイアプロジェクト初心者のぺーさんが、それぞれの種族をプレイした印象や思いついた戦略について書いたものです。攻略法や必勝法の類ではないので、悪しからずご了承ください。
感想や意見等があればボードゲーム好き夫婦のTwitterアカウント(@pepepeboardgame)までお願いします。
あと東京〜千葉あたりで一緒にガイアプロジェクトを遊んでくださる方も募集しています!
続編となる黄、橙、赤の3色6種族のレビューはこちらです↓
ガイアプロジェクトの種族について感想や仮説を書いてみる(中編)
↓最終回となる後編では青、白の2色4種族のレビューしました!よければ合わせてご覧ください。↓
ガイアプロジェクトの種族について感想や仮説を書いてみる(後編) -
ダイソーでガイアプロジェクトの収納を500円で揃えてみた記事はこちらです。