こんにちは!
二人あわせると200種類以上はボードゲームを遊んできたボドゲ好きの夫婦です。
今回は、学生さん、すなわち
- お金はないので沢山は買えない
- 同じボードゲームを4年間、100回以上やるかもしれない
- サークル終わりや、宅飲みや鍋パやタコパ、サークル合宿やスキー旅行といった機会にやることが多い
という条件の下で買うボードゲームを選ぶ必要がある人が、
ボードゲームを5つだけ買うならおすすめは何か?
という観点でおすすめボードゲームを選んでみました!
私自身も、大学のサークルのみんなとコテージを借りて、バーベキューして、徹夜でボードゲーム。実際にやりましたが、ほんとにいい思い出です。
さて、5つだけ、ということですが、旦那(ぺーさん)チョイスと嫁(あすなん)チョイスで
合計10個紹介します。
今までやってきた200種類以上の中からの10個なので、なかなか厳選しました。
- 宅飲みや鍋パのついでに誰とでもできる(トランプの代わり)
- 毎晩同じメンツで延々とできる(麻雀の代わり)
を意識して、100回やっても飽きないチョイスになっているはずです!
ボードゲームの定番から選んでいるので、
もちろん大人にもおすすめですので、学生さん以外の方にも役に立つかと思います。
↓家族で遊ぶボドゲをお探しの方には、ボードゲームカフェのマスターおすすめ10選の記事をどうぞ↓
おうちで家族で遊びたいボードゲーム10選をゲームカフェ.Levelのマスターに聞いてみました
それでは紹介していきます!
学生さんへのおすすめと、社会人へのおすすめの違いは何か?
冒頭にも書きましたが、学生さんは、時間と友達はいるけどお金はない、
というのが特徴だと思っています。
そのため、ボードゲームをやったことがない友達とも気軽に遊べて、
鍋パや合宿の合間の、ちょっと手持無沙汰な時にさくっとできる
という点が大切ですね。
また、毎晩毎晩麻雀をやっている学生さんというのは、我々のときも結構見かけましたので、
毎晩同じメンバーで永遠と遊んでも飽きない、というのも特徴だと思います。
一方で社会人は、お金はあるけど、時間や遊び相手が限定される傾向があるのではないでしょうか。
そのため社会人であれば、面白いものはとりあえず購入できるし、
ボードゲームカフェやボードゲーム会で遊ぶか、ボードゲーム好きの友達と自宅で遊ぶなど、
月に1~2回、ボードゲームをするために集まった集団で数時間遊ぶ
という状況が多いように思います。
もちろんボードゲーム会の参加費はそんなに高くないので、学生さんにもぜひボードゲーム会などに参加してもらいたいところですが、
嫁にボードゲームを布教してくれた人も、学生寮で毎晩3回カタンをやっていたらしいですし…やはり社会人とはニーズが違いますよね
ボードゲーム好き嫁の5つ買うならこれだけ
鍋パで食べながらでもできる!インサイダー・ゲーム
インストにかかる時間:3分
プレイ時間 10分
単語当てゲームと正体隠匿ゲームの融合、10分で終わるゲームです。
みんなで、マスター(進行役)に質問をしていって、お題になっている単語が何か当ててることを目指します。
まず、くじ引きで一人がマスター(進行役)になります。
マスターは、こっそりカードを見て、お題になる単語を確認します。
例えば、「ゾンビ」。
難しいのは、マスターは「はい」「いいえ」しか答えられないというところです。
みんな:それは食べられますか?
マスター:いいえ
みんな:それは実在しますか?
マスター:いいえ
…といった感じです。5分以内にこたえにたどり着けなかったら全員アウト!
さて、無事答えにたどり着いたとしましょう。実はこのゲームは、ここからが本番です
みんなの中に一人だけ、実は答え(ゾンビ)を知っている人(インサイダー)が紛れています。
それはいったい誰でしょうか???
インサイダーが誰なのかを投票で決める。これがこのゲームの神髄です。
5分間で誰も答えにたどり着けなかったら全員アウトなので、
インサイダーになったひとは、みんなをいい感じに誘導する必要があります。
かといって、目立ちすぎると自分がインサイダーだとバレて負けるし、
ずっと黙っていても怪しい。
前半の単語当てだけでも十分に楽しいのに、正体隠匿ゲームの要素もあり。
役割決めと単語の確認にカードを使う以外はずっとしゃべるだけなので、鍋が煮えるのを待つ間にやってもよし、バスの中でやってもよし。10分あれば、いつでもどこでも誰とでもできる、まさにこれ1つあればオーケーなゲームです。
合宿や旅行に持ち運びやすいのにやりごたえ抜群!ごきぶりポーカー
プレイ人数:2~6人
インストにかかる時間:5分
プレイ時間:20分
8匹の害虫×8枚の合計64枚を使って、
害虫を押し付けあうブラフゲーム。アニメの放課後さいころクラブの第2話でも取り上げられたので知っている人もおおいかもしれませんね。
小箱のカードゲームなので持ち運びにも便利。合宿や旅行に持っていきたいですね。
同じ種類の害虫を4枚押し付けられると負けになります。
害虫を押し付けられた人からスタートして、
誰でも好きな相手に押し付けられる(時計回りとかではない)ので
一人が集中攻撃に合うこともある…笑
簡単にルールを説明すると、
まず、スタートプレーヤーは、「これはゴキブリです」と、害虫を宣言しながら
好きな相手に伏せたまま渡します。ゴキブリ以外を「ゴキブリです」と言って渡してもOK
渡された相手は、
「これはゴキブリです!(嘘はついてない)」
「これはゴキブリではありません!(嘘だ!)」
といって伏せたカードをオープンするか
パスをしてほかの人に、
「これはゴキブリでした」とか
「これはカメムシでしたよ」
といって押し付けることを選べます。
嘘だ!と言ったのに正しくゴキブリだったり、
嘘はついてない!といったのに嘘でゴキブリだったりすると、
間違えた人の前にそのカードが並びます。
渡された相手が正解した場合には、渡した人の場にカードが並ぶことになります。
8匹×8枚のカードが配られたものが手札になりますので、
自分の手札や、場に出ているカードから推理ができますね。
※Amazonなどで悪質な偽物が出回っています。
海外の業者から買うのは注意しましょう。
しゃべらない人狼!シークレットムーン
プレイ人数:5~8人
インストにかかる時間:5分
プレイ時間:10分
「馬鹿もん、わしは大臣じゃ!」
役職ごとに 決められたセリフしか言えない、「しゃべらない人狼」です。
今の学生さんはテレビなどで人狼についてはわりとご存じなのではないかと思いますが、
話のうまいひと、説得力のある人ではないと楽しめないんじゃないかと思う人もいるのではないでしょうか。
話が苦手な人もいるときに、みんなでやりたいなら、このシークレットムーンがおすすめです。
旅人と語り合いたい姫と、それを阻止したい大臣陣営に分かれます。
しゃべってはいけないので、人狼系ゲームのように
お互いの推理を話し合ったり、誰かを陥れたりすることができません。
誰がどの役職なのか、淡々と推理しながら、自分の陣営の勝利を目指します!
もう1回やりたくなるパズルな陣取りゲーム!ブロックス
プレイ人数:2~4人
インストにかかる時間:2分
プレイ時間:20分~30分
ボードの隅からスタートして、
21個のピースをたくさん配置できた人の勝ち!という陣取りゲームです。
持ち駒として小正方形が1~5個つながった形の21個のピースを持ち、
20×20のマスに区切られたボード上に、自分の番ごとに1つずつピースを配置します。
ピースを配置する条件は、
- 自分のピース同士が頂点で接しており、辺で接していない場所
- 他者のピースとは辺で接してもOK
という感じです
途中でどのピースも置けなくなったプレイヤーはその時点でゲームから抜けます。
自分のピースが置ける場所を確保するために、どんどん広げていきたい一方で、
自分がこれから置きたいエリアにほかのプレイヤーが侵入してくる…
妨害あり・パズル要素ありの陣取りゲームです。
全部のピースを置き切ることは非常に困難なので、もう一度トライしたくなること間違いなし!
毎回変わるマップとダイスの出目で、何度やっても飽きない!カタン
プレイ人数:3~4人
インストにかかる時間:10分
プレイ時間:40分~80分
ボードゲームといえばカタン、というところもあるくらい名作中の名作。
細かいルールの説明は、インターネット上に沢山ありますので、そちらをご覧ください笑
なぜ学生さんにおすすめしたいかというと、
マップが毎回変わるので、これ1つで100回遊んでも全然飽きないうえに、
初心者でもとりあえずできる簡単なルールでありながら、
60分から90分の、そこそこ重量のあるゲームだからです。
ここから始まる長いボードゲーム人生の入り口に、カタンはもってこい。
私(嫁)も最初にやったボードゲームはカタンでした。
2つのサイコロを振って、ダイスの合計の数字と自分の陣地にある数字が一致すると、
自分の陣地に応じた資源が手に入ります。
資源をたくさんあつめて都市を発展させて最初に10点とった人のかち。
例えば、8が割り振られた森に陣地をもつと、ダイスで8がでたら木材が手に入るのですが…
2つのダイスの合計値として7の次に出る確率の高い8ですが、
60分の中では意外と8が出てこない…!!
「8&森」といった組み合わせも、ゲームのスタート時にランダムで組み替えるので、
確率の低い2とか3と森の組み合わせしかなくて、みんなで木材が枯渇したりするなど、
毎回マップが変わるので、何度やっても飽きない。
5つしかボードゲームが買えないならば、重めのゲームとしてチョイスするのは
やっぱりカタン、なのではないでしょうか。
ボードゲーム好き旦那の5つ買うならこれだけ
鍋パの後に!最大10人でもできるお手軽ゲーム!ニムト
プレイ人数:2~10人
インストにかかる時間:3分
プレイ時間:20~40分
お手軽!簡単!すごく盛り上がる!
定番カードゲームのニムト。
一斉にカードを出すだけ、というシンプルなルールなので、鍋パのあととかの
手持無沙汰なときにやるにはすごくぴったり。小箱なので旅行や合宿にも。
1から104までの数字が書かれたカードを使います。
まず場にランダムに4枚カードを配置し、4つの列とします。
手札として10枚配られます。
一斉に1枚だして、小さい順に、4つの列のうち数字が近いところに並べていきます。
1つの列が6枚になるとアウト
6枚目を出した人がその列のカードをすべて引き取ります。
カードにはマイナス点が書かれていて、マイナス点を多く引き取った人の負け。
ほかの人が出すカードを推測して、6枚目になるのを避けていくのですが、
大人数でやればやるほど一気に場が動くので予測が難しい…
はじめてのボードゲームとしてもおすすめの、定番の一品です。
5分でハラハラドキドキ!正体隠匿系ゲーム、タイムボム
プレイ人数:2~8人
インストにかかる時間:3分
プレイ時間:1~30分
5分でできる正体隠匿ゲーム!
かんたんなので初めてやる人がいてもOK
小箱なので合宿や旅行に持って行ってもいいし、
授業の合間やサークルの前後でやってもいいですね。
時限爆弾が発動しないように
みんなで協力して導線を切っていくゲームですが、
中に数名、爆弾を爆発させたい人が混ざっています。
みんなの手元に伏せられたカードが5枚などあり、
ハサミ担当の人がどのカードをオープンするか決めていきます。
「私の手元のカードには導線カードが2つあるから私の手元をオープンして!」
などと言いながら、導線を切ることを目指しましょう。
ただし、自分の手元のカードも、見た後にシャッフルして伏せるので、
どれが導線カードかは誰にもわかりません。
爆弾を守る側同士が嘘をついて足をひっぱりあったり、
最初から「俺は爆弾を爆発させたいんだ!」と、堂々と直球勝負にでる人がいたり、
人と状況によって戦略が変わってくるところがいいです。
ボードゲームの楽しさがこれ1つに詰まっている!?街コロ
プレイ人数 2~4人
インスト時間 5分
プレイ時間 30分
ボードゲームの本場はヨーロッパなのですが、日本発のボードゲームでありながら
ヨーロッパの賞も受賞している、誇るべき作品。
自分の街を育てていく、簡単なルールのゲームです。
自分の街が育っていくと、大量のコインが得られるようになります。
さいころを振って、自分の街の施設カードと一致する目が出たらお金をGET
(自分のターンだけでなく、ほかの人が振った目でもGETできます!)
入手したお金でどんどん施設を拡張していくと、
さいころを振ったときに得られるお金の量が増えていきます。
どんどん収入が増えていくお金儲けの喜び。これは多くのボードゲームに共通する快感です。
この快感にハマったら、色んなボードゲームにチャレンジできます!
そういう意味で、ぜひ最初のうちにやってほしいボードゲームですし、
周りの友達への布教にも役立ちます。
拡大再生産というボードゲームの大きなジャンルの1つになりますので、
これが好きなら「拡大再生産」で調べてみましょう!ボードゲームの世界へようこそ!
2人からでもできる!お手軽なのに極めたくなる!カルカソンヌ
プレイ人数:2~5人
インストにかかる時間:5分
プレイ時間:30~45分
日本選手権や世界大会まであるほど有名・定番ボードゲームです。
山札からひいたタイルを好きな場所に並べる、ミープル(駒)を配置する、条件を達成したらミープルを回収して得点ゲット、というシンプルなルール。
道、町、修道院のタイルがあり、ミープルを回収して得点を得られる条件は、
- 道の上にミープルを配置した場合は、道が行き止まりになると完成する
- 町の上にミープルを配置した場合は、町の城壁がとじると完成する
- 修道院の上にミープルを配置した場合は、修道院の周り8タイルが配置されると完成する
といった感じです。
使えるミープルの数は全部で8個と限定されているので、
どこにでも配置すればいいというわけではなく、よく考える必要があります。
シンプルなルールで初回から楽しめるものでありながら、世界選手権があるほど、
どこまでも極めていけるボードゲーム。大学時代にやりこむ1つとして、おすすめです。
目的地がばれないように繋げ!ボードゲーム大賞チケットトゥライド
プレイ人数:2~5人
インストにかかる時間:5分
プレイ時間:30~60分
初心者にもおすすめでありながら、
ちゃんとボードゲームをやっているなーと思えるような名作です。
鉄道でアメリカを旅していくゲームです。
手札の路線カードで、繋げたい都市が指示されるので、
どこをつなげようとしているかばれないように気を付けながら、
マップ上で鉄道をつなげていきます。
手札の路線カードは最初に3枚配られて、そこから2枚選びます。
1枚に2つの都市が指定されていて、達成できるとその路線カードの点数をGET
つなげるのが難しい路線ほど得点が高いのですが、難しいものを2枚持っていても達成できないでしょう。
アメリカ横断を目指すカードと縦断を目指すカードを同時に達成するのは厳しい…
できれば2枚のカードの都市が近いといいですね。一筆書き上に存在するとなおよし
ゲームの途中で路線カードをひいて増やすこともできますが、
ゲーム終了時に達成できなかったカードをもっていると、その分マイナスになります。
2人から5人まで遊べますが、人数が多ければ多いほど、
自分が配置したかった場所がほかの人にとられちゃう…ということもあり、盛り上がります。
配られる手札によって目指す配置が変わるので、何度遊んでも飽きません。
まとめ
社会人になると、なかなかボードゲームで遊べる仲間や時間を確保しにくいものです。
貴重な学生時代のあいだに、友だちと沢山楽しんでください。
宅飲みやスキー旅行、サークル旅行などなどで、
徹夜でボードゲームをできるのは、やはり学生ならではですよね。
大学のサークルのみんなとコテージを借りて、バーベキューして、徹夜でボードゲーム。実際にやりましたが、ほんとにいい思い出です。
ボードゲームが楽しい!そう思えれば、社会人になってからも沢山機会があります。
我が家のように夫婦でやることもできるし、親子でやる人もいます。
人生のおともにボードゲーム。まずは、この5つからいかがでしょうか。
(追記)
2021年12月発売の国産新作が、1万回あそべるおもしろさなので、学生さんはこれをずっと遊んでいてもいいと自信をもっておすすめします。
国産新作ゲーム「タイガー&ドラゴン」が世界を獲ると確信する理由 - ボードゲーム好き夫婦の楽しい毎日
自分に向いているボードゲームを知りたい!という人向けに、
ボードゲーム診断を作っています。
まだあらけずりですがとりあえず遊べるので
よければどうぞ!
このほか、2019年に遊んで面白かったボードゲーム84選の記事などもあります!
ジャンル別に前編・中編・後編に分かれております…!
★【中量級・重めのボードゲームまとめ】2019年遊んで面白かったボードゲーム84選・前編
★【正体隠匿系・協力ゲーム・二人用ボドゲまとめ】2019年遊んで面白かったボードゲーム84選・中編
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面白いボードゲームに出会うきっかけになれば幸いです(^▽^)/
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