こんにちは! 皆さんは重ゲーってどのくらい遊びますか?
重ゲーと言っても定義は様々だと思いますが、大体1ゲーム2時間〜のゲームを指すことが多い気がします。
もちろん中には「重ゲーばかりやってます!」という方もいらっしゃると思いますが、「1ゲーム2時間もかかるのはちょっと…。」という方も少なくないのではないでしょうか?
また、重ゲーになるほどルールが複雑で考えることが多くなるため、初心者には取っつきにくい印象があると思います。
今回はそんな重ゲー初心者に重ゲーの世界を体験してもらおうということで、ギユさん、すづきさんが企画された初心者向け重ゲー体験会に、夫婦で参加してきました。
重ゲー体験会始まってまーす! pic.twitter.com/y7fGVqlNuW
— ギユ@ぼどっこ/11月23日土曜Q25 (@bodocc_o) October 27, 2019
当日は13時開始で、参加者が10人ほどあつまり、ブルゴーニュ、ツォルキン、マルコポーロの旅路の3卓がたったところからのスタートでした。
我々が遊んだゲームはブルゴーニュ、マルコポーロの旅路、キーフラワーの3種類です。
当日遊んだボードゲーム
ブルゴーニュ
嫁(あすなん)がプレイしました。
ブルゴーニュ未体験の4人で2ゲーム。主催者のギユさんがつきっきりでアドバイスしてくださったので、困ることなくプレイできました。
このゲーム、やることは簡単。タイル配置ゲームです。
サイコロを2つ振り、サイコロ1つにつき1アクションできる。
できるアクションは、
- 場からタイルをもってくる(サイコロの目と同じ場から)
- もってきていたタイルを手元のエリアに置く(サイコロの目と同じ場所に)
のどちらか。手元のタイルに置くときは、既に置いてあるタイルに接しないとダメ。
なので、なかなかやりたいアクションができるサイコロの目ができなくてジレンマがあります笑
2アクション×5ターン×5ラウンドで終了です。
配置したタイルの効果によって連続でアクションができたり、
タイルの点数がプラスされたりします。
例えば、左上の黄緑色の動物タイルは、配置するごとに、すでにおいている動物タイルの点がもう一度はいるので
①牛が4匹書かれているタイルを配置:4点
②牛が2匹書かれているタイルを配置:2点+上の4点
③牛が3匹書かれているタイルを配置:3+上の6点
という感じで、牛タイル3枚で合計19点入ります(写真と説明文の数字は連動してません)
インフレ感がたまりませんね。
やることは単純なのですが、配置するタイルの組み合わせによって
点数ががんがんのびていくので、欲しいタイルをじっと待って、
点がぐっと伸びたときの快感はたまりません。
4人でプレイし、1回目は1人が200点越え。
同じメンバーで2回目をプレイしたら、みんな1回目で自分が弱かったところから先に強化しにいったのが面白かったです。
このゲーム、最後の2ラウンドくらいがかなりみんな悩んで手が止まるんですよね。
今回は、1回目のプレイでは、最初の3ラウンドくらいまで、主催者のギユさんが、「例えばこういう手はどうですか?」と色々アドバイスしてくださいました。
今まで人からアドバイスを受けながらゲームするのってちょっとなぁ、と思っていたのですが、前半はインストも兼ねて一緒にやり、一番の醍醐味である最後2ラウンドくらいから独り立ちしていくことで、重ゲーでありながら初回から滅茶苦茶楽しめたのがよかったです。
簡単なようで奥が深いので、最初から一人でやって良さが分からないより、手取り足取り教えてもらってハマって何回もやりたくなる方が良いですね。かといって経験者に囲まれてプレイするときにはこんな風にはできないので、初心者向け重ゲー会、素敵。
ご自身はプレイに参加されずにインストとアドバイスに徹してくださったギユさん、4人分の戦略を考えて楽しかったですとおっしゃっていたのが印象的でした。素敵。
マルコポーロの旅路
旦那(ぺーさん)がプレイしました。3人で2ゲーム。
マルコポーロの旅路はマルコポーロが旅したベネツィアから北京までの道のりを旅しつつ、金や布や胡椒といった商品を交易して勝利点を稼いでいくゲームです。
システムはダイスプレイスメントというシステムで、ラウンド開始時に手持ちのダイスを振り、そのダイスをプレイしたいアクションのマスに置いていきます。
アクションマスに置くダイスの目によって得られる効果が変わってきます。そのため、ラウンドの初めに振ったダイスの目を見てそのラウンドの行動を考えるのですが、ダイスの目によってはしようと思っていたアクションが出来ないことや、思ったよりコストがかり計画変更を迫られることなど、計画が全てでなく運にも適度に振り回される感じが楽しかったです。
また、各プレイヤーは最初に特殊能力を持ったキャラクターを一名ずつ選べるのですが、その能力によって戦略が変わるため、「次はこのキャラクターで遊びたい」といったリプレイ欲が高められる作りになっていたと思います。
実際に2回プレイしたのですが、2回目は全員違うキャラクターを選んでいました。
キーフラワー
旦那(ぺーさん)がプレイしました。3人で1ゲーム。
キーフラワーは労働者コマを使って土地タイルを競り落とし、自分の村を発展させていくゲームです。
最初に赤青黄の三色のコマ(キープル)をランダムに配られ、そのキープルを使ってタイルの競りやタイルの効果の発動を行うのですが、各タイルごとに配置できるキープルの色が一色のみという制限があり、どの色をどのタイルに何個使うかといった駆け引きが重要なゲームでした。
タイルもどんどん競り落とせば良いかと言うとそうでもなく、適度に効果の発動を行なったりとバランスを取らなければ点数が伸びないのも悩みどころでした。
このゲームは一度しかプレイしませんでしたが、3人プレイだとそこまで長時間にもならずに済んだので、また遊べる機会があればやってみたいなぁと思っています。
体験会の感想
重ゲーというと熟練のゲーマー達がバチバチやっているイメージがあったりして、特に初めてプレイするゲームに参加することへの心理的ハードルが高い印象がありますが、今回は初めてプレイする人同士だったのでゆっくり伸び伸びとプレイすることができました。
この重ゲー体験会では主催のお二人がインストに専念してくださり、プレイ中も都度ルール確認等で対応いただけたので、とても気持ち良くプレイできました。
ルールがたくさんある重ゲーだと、手番の流れを掴もうにも一度やってみないと分からないということが多いですが、今回の体験会では本番のプレイ前にルール確認として一ラウンド試しにプレイする時間を取っていただけました。そのため、初めてでもどうしたら良いか分からずプレイするということがなくなり、よりゲーム自体を楽しめたように思います。
また、ゲームごとにルールや手番でできることをまとめたサマリーシート(すづきさん自作!)を配布いただいたので、プレイする時の見通しが良くなったと思います。
ちなみに、今回我々夫婦はやらなかったツォルキン。以前1回遊んだことはあるものの、難しいなあと思っていたのですが、今回、すづきさんがインスト中に目指すべき戦略は3つあるという話をされていたのを、聞き耳を立てて聞いていました。
その戦略をもとに旦那(ぺーさん)がボードゲームアリーナで3回ほどツォルキンをやったのですが、3戦3勝しました笑
やり方分かると面白さがより分かりますね!
今回の体験会は本当に初心者に優しい会で、とてもありがたかったです。主催のギユさん、すづきさん、同卓いただいた皆様、ありがとうございました!
今回は日程があわなかったものの、ぜひ参加したいという人が多いそうで、第2回も開催予定のようです。
普段重ゲーをされていない人は、ぜひ次の機会をみつけて参加してみてください!
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