こんにちは、ボードゲーム好き夫婦のぺーさんとあすなんです。
毎月恒例の今月面白かったボドゲ記事第9弾です。
一応ボドゲ歴10年の旦那と8年の嫁で、二人合わせると300種類は遊んでるんですが…まだまだ奥が深いですね。
当然知ってるよ!という読者の方も多いと思いますが、
ボードゲームって1万種類以上あるようなので…
みなさんが次遊ぶボードゲームの参考になればいいなと思って書いています!
過去の記事はこちらにまとめてあります。
ジャストワン
プレイ人数:3~7人
インストにかかる時間:3分
プレイ時間:30分
2019年ドイツゲーム大賞!ワード系の協力ゲームです。
前からよく周りでは遊ばれていたゲームですが、最近ゲーム会で遊んだら大ハマりして2日で3戦とかやったりしていました!
「メロン」や「オーブン」といった単語がお題として出されて、そのお題を1人だけ知らない親に当ててもらえるよう残りのプレイヤーがヒントを出していき、親がお題を言い当てられたらクリアといった協力ゲームです。
しかし、親にヒントを見せる前に審議があり、もしも複数人で出したヒントが被ってしまった場合はそれらのヒントは見せられなくなってしまいます。
そのため、出来るだけ被らないような個性的なヒントを出していこうとするゲームなのですが、それでも被ってしまったり、マニアックなヒントが並んで親に伝わらなかったりといったアクシデントが起こるのが面白いところです。
大人数のゲーム会等では定番になっていくゲームなので、遊んだことがない方は是非遊んでみてください!
ピクチャーズ
プレイ人数:3~5人
インストにかかる時間:5分
プレイ時間:30分
2020年ドイツゲーム大賞!
ピクチャーズは、それぞれのプレイヤーが場に並んでいる写真のうち1枚を担当し、配られた道具でその写真を表現して他のプレイヤーにどの写真かを当ててもらう&他のプレイヤーがどの写真を表現しているかを当てるゲームです。
このゲームの面白いところは、配られた道具で写真を表現するのが絶妙にままならないところです。道具はひも、積み木、木の棒と石、カラーキューブ、カードの5種類を1回ずつ順番に使っていくのですが、どれを使っても写真をきっちり表現するのは難しいので、一部だけ切り取ったり大雑把なイメージで表現したりすることになります。
この微妙なニュアンスを感じ取ったり感じ取ってもらったりする感じがこのゲームの肝になるところです。
「分かってよー」「分からん!」「いやほらここがこうで…」といったやり取りができる、ある程度仲の良い関係の人と遊ぶと盛り上がること間違いなしなので、是非遊んでみてください!
ラブクラフト・レター
プレイ人数:2~6人
インストにかかる時間:5分
プレイ時間:5~15分
みなさんご存じの名作「ラブレター」のルールで
クトゥルフ神話の世界観を楽しめるゲームです。
(ラブクラフトというのは、皆さん大好きクトゥルフの作者の名前です)
1~8までのカードの効果などはラブレターと同じなのですが、
なんと狂気状態になってしまうことがあるのです!
狂気状態になるとラウンド始めにSAN値チェックが入り、即脱落となるリスクがある反面、
通常のカードよりも強い効果を発揮するカードの能力を使うことができるようになります!
SAN値チェックのドキドキ感はまさにクトゥルフなフレーバーを演出していますし、
ゲームのバランスとしても、本家ラブレターより面白くなっているんじゃないか?という気もします。
クトゥルフ好きはもちろん、通常のラブレターに満足できなくなってきている方、ぜひこちらもご体験ください。
ブラス バーミンガム
プレイ人数:2~4人
インストにかかる時間:40分
プレイ時間:120〜180分
昨年日本語版が出て話題になったブラスバーミンガム(通称白ブラス)。産業革命期のイギリスを舞台に資本家として自分の事業を拡大していくゲームです。
基本的なシステムは陣取りと拡大再生産で、炭鉱や製鉄所、紡績工場などを建てたり、運河や鉄道といったネットワークを構築したりして収入や得点を増やしていきます。
他の人が遊んでいる様子を見ていた時はすごく複雑そうなゲームなんだろうなだろなと思っていたのですが、実際にプレイしてみるとすごくシンプルで遊びやすいと感じました。
建設・道を敷く・売却・借金・手札交換というオーソドックスな選択肢+「開発」という6種類のアクションを、手札のカードを消費して行います。陣取り・拡大再生産・リソースマネジメント、というシステムに慣れている人であればすぐに馴染めるシンプルな設計です。
都市と建物に対応した9枚の手札。借金などカードの絵柄に関係ないアクションでも1枚捨てる必要がある
特徴的なのは、「開発」というアクションです。
このゲームでは、手元のボードから盤面にタイルを配置(=建設)していくのですが、6種類あるタイルはそれぞれ一番レベルの低いタイルから建設しないといけません。
そのため、「開発」という一番レベルの低いタイルを廃棄することができるアクションを上手く使うのがポイントになっていきます。
建設したタイルから収入を得られるので、早くレベルの高い建物を建てることによって毎ラウンドの収入を早く確保することができる・・・というのはどのボードゲームでも一緒のセオリーなので説明するまでもないですが、他のボードゲームと比べてこのゲーム全体のシステムとして特徴的なのが
・建物をたくさん建てればいいわけではない(建設エリアが限られている)
・建物を建てたいタイミングで建てられるわけではない=(手札マネジメント・陣取り・ネットワーク)
という部分です。
バーミンガム、コヴェントリーといった都市エリアに2~3個の建設マスがある
盤面を見ていただくとお分かりのとおり、タイルと同じマークが書かれているマスがあり、ここにタイルを建設しますが、他のプレイヤーと重ねて建設することはできないので、そもそも盤面全体として建設できるタイル枚数が決まっています。
「道を敷く」というアクションがあることからも察せられるとおり、自分の建物同士を繋げていく感じで進めていきますので、建てたい場所を巡っての熾烈な陣取り&ネットワーク構築が重要となってくるということです。
さらに、建設アクションをするためには、建てるタイル又は場所に対応した手札を使う必要があります。この、持っている手札によって戦略を考えていく必要がある、という点がこのゲームの面白いところなのですが、建てたいタイミングで好きな建物を建てられるとは限らない以上、レベルの低い建物をちんたら建設しているわけにはいかないわけです。
・・・と、そんな感じで陣取り・拡大再生産・ネットワーク・リソースマネジメント要素が楽しめる作品で、ザ・我が家の大好物、という感じです。細かいルール説明は省略しますが、ぜひぜひ遊んでいただきたい作品です。
テラマラ
プレイ人数:2~4人
インストにかかる時間:40分
プレイ時間:120分
ワーカープレイスメント好きにはぜひ遊んでいただきたい、未来のアクションスペースにワーカーを送れるというかなり特徴的な作品です。
ワーカーをアクションスペースに送ることで資源を集めたり、軍事力を上げたりして、「各ラウンド終了時に配置したワーカーを回収する」というワーカープレイスメントなゲームなのですが、
・各ラウンドで使えるアクションスペースが違います(1ラウンド目は1列目、という感じ)。
・そして、未来のラウンドのアクションスペースの方が、もらえる資源の数が多いなど強い効果を持っています。
・なんと、その強い「未来のアクションスペース」をいつでも使うことができます。ただし、未来のラウンドのスペースに配置されたワーカーは、その未来のラウンドが終わるまで回収できません。
例えば、最初のラウンドから、最終ラウンドの超強いアクションスペースを使う代わりに最終ラウンドまでそのワーカーが回収できない、という感じです。
一般的に、ワーカープレイスメントでは、ワーカー数を増やしていくことでアクション数を増やしていくのが強いという傾向があり、「他のアクションを我慢してまずはワーカーを増やす」というプレイをすることが多いかと思いますが、このゲームではワーカーを減らしてでも先に強いアクションを打った方がいい場面が多々あり、
むしろワーカーが余って、持てあます場面すらある、他ではちょっと味わえない感覚のあるワープレです。しっかり頭を使って資源とワーカーを管理していくのが楽しい。
使用するキャラクターによって特殊能力が違うため、全キャラで遊んでみたくなりますし、色んな勝利点要素や、カード効果などもありますので、何度も遊んで色んな戦略を試したくなります。
ジン・ラミー(トランプ)
プレイ人数:2人
インストにかかる時間:3分
プレイ時間:20〜30分
普通のトランプだとスペードとクローバーの区別がつきにくくて役を作るときにちょっとストレスを感じたので、ジン・ラミーのために4色トランプを購入してみました。
これがすごく良いです。
トランプにお金をかけるのって最初はちょっと躊躇しましたが、
軽ゲー1つ分のお値段だと思えば安く、満足度も高いです笑
夫婦でボドゲポットキャストの関連放送の紹介
今月紹介したボードゲームについて、夫婦でやっているボドゲポットキャストでも紹介しています!ブログ記事に書き切れなかった話がたくさんありますので、よければご視聴ください!
ゆるゆるボードゲーム語り#7 ジャストワン - ボドゲ好き夫婦のゆるゆるラジオ | stand.fm
<過去のまとめ記事>
【中量級・重めのボードゲームまとめ】2019年遊んで面白かったボードゲーム84選・前編